リビア暫定政府のアショール外相は22日、「暫定政府は現在、中国を含む各国会社のプロジェクトの契約を取り合わせている。中国企業ができるだけ早く、リビアに戻り、リビアの再建に参加することを歓迎する」と述べました。
これはこの日、首都トリポリで、王旺生駐リビア中国大使と会談した際に述べたものです。アショール外相は、「リビア政府は、国際実務における中国の役割を非常に重視する。中国と経済貿易協力と政治往来を行い、相互理解を強化することを希望する。リビアにおける中国企業の活動に便宜を提供したい」と述べました。
これに対し、王旺生大使は、「中国は積極的な立場に立ち、リビアの戦後再建に参加したい」と述べました。
そして、リビアのインフラ施設の建設を担当する高官も、この日、王旺生大使に対し、「リビア政府は両国が戦前に調印した契約を支持し、リビアにおける中国政府と中国人の合法的な権益を保障する。中国企業がリビアでこれまでのように尊重され、リビアで蒙った損失は合理的な賠償を受けるだろう」と述べました。(董燕華、猛)
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