中国財政部は15日発表したところによりますと、2012年1月1日から、中国の輸出入関税をめぐって730種余りの商品に暫定輸入税率が実施され、平均税率が4.4%で、最恵国税率（MFN税率）より50%以上低いということです。

　中国財政部の責任者は、2012年中国の輸入関税を調整する商品は日用品、医薬、農業生産資料、エネルギーと重点的な新興産業5種類を含み、調整後、中国の輸出入関税税目数は2011年の7977から8194に増えると表明しました。

　また、中国は来年、引き続き東南アジア諸国連合（ASEAN）に対して一部の輸入品の関税を更に引き下げるほか、ラオス、スーダン、イエメンなど40の開発途上国の一部の商品に対して特恵関税を実施するということです。（シンエン、志摩）　暮らし・経済へ