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中国のレアアース産業化技術は世界最先端のレベル

2011-12-15 16:03:47     cri    























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 レアアースは自動車、電子、IT、新エネルギー、航空宇宙など戦略的新興産業を支える材料として知られています。中国はレアアースの最大の生産、消費、そして輸出国ですが、その現状はどんなものでしょうか。今日の中国リポートは、レアアース分野の重要な研究開発機関である北京非鉄金属研究院の話を聞いてみましょう。

 皆さんがご存知のように、レアアースは17種類の元素の総称です。薄型ノートパソコンや小型で精巧な携帯電話、ハイブリッド車などハイテク製品にとっては不可欠な材料で、「工業のビタミン剤」と呼ばれるほどです。中国のレアアース産業の現状について、北京非鉄金属研究院の広報担当、張世栄氏は「我々は世界でも進んだ高性能のレアアース金属および合金化技術を開発し、先進国の独占を打ち破った。これにより、わが国のレアアース産業の構造調整を促進し、戦略的新興産業の成長に必要な材料を保障することができるようになった」と述べています

 同研究院所属のレアアース国家研究センターは、既にレアアースに関して300もの技術を開発しており、そのうちの180件は、国内または世界で特許を取っているということです。さらに、国内外企業への技術譲渡が70件にも上り、中国のレアアース産業の形成および世界のレアアースの応用に大きく貢献してきました。

 例えば、強力磁石として知られるネオジム磁石は、コンピューターのハードディスクドライブやハイブリッド車、風力発電機に大変重要なものです。1990年代に、日本は高性能レアアース磁石に必要なコア技術、つまりストリップキャスト法によるネオジム磁石の製造技術を開発しましたが、自国内での使用に限っていました。この研究センターは、何年も研究を重ね、2005年にようやくこの技術を自分たちのものにしました。それにより、海外企業は生産を中国に移転するようになり、この技術で生産されたレアアース磁石は、インバーターエアコンやITなどに幅広く利用されているということです。

 「今、中国のストリップキャスト法によるネオジム磁石の生産能力は日本を超え、年間10万トンに上っている。また、性能の向上にもつながり、ハイテク分野で活用されている。さらに、2007年からは海外へ輸出され、その年の国際市場の1%を占めたが、今年は40%のシェアになると見られている」

 しかし、一方、産業の成長に伴い、レアアース資源の過度な消耗や環境への悪影響も現れています。同研究院は、汚染を無くすための技術も開発しており、昨年までに8社の企業に技術を譲渡し、大幅なコストダウンおよび汚水の排出を削減したということです。

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