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 李副首相、米国の前財務長官と会談

2011-12-09 20:52:03     cri    

 中国の李克強副首相は9日、北京で米国のポールソン前財務長官と会談しました。

 李副首相は席上、「中国と米国が世界で最も影響力のある大国として、長期的で安定した健全な二国間関係は、両国に有利であり、世界にとっても有利だ。特に、国際政治・経済の局面が激しく変動している今、中米両国が担う共同責任は重くなり、両国間の協力強化の重要性と緊迫性は著しくはっきりしてきた。双方は両国間関係発展の方向を固く把握し、相互尊重と互恵共栄という協力パートナー関係の構築に力を入れていくべきだ」と述べました。

 また、李副首相は「中米経済は強い補完性を持っており、経済・貿易協力は二国間関係発展にとって重要な基礎であり、牽引力となっている。双方は平等な交渉を行い、問題や食い違いを適切に対応するべきだ」と述べ、「米国が実際に行動を実行し、中国に対する各種の不合理な制限を取り除くことを望んでいる」と指摘しました。

 ポールソン前財務長官は、「現在、世界は難題に直面しているため、米中両国の協力を強化する必要がある。双方が共に、両国の関係発展の促進に力を入れることを期待している」との考えを表明しました。(万、山下)

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