「科学号」海洋調査船の投資額は5億5000万元、総トン数は4864トン、全長ほぼ100メートル、航続距離は15000海里に達します。船には動力定位システムが配備されたほか、甲板に潜水艇の投下と回収に用いるシステムが装備され、潜水艇の水中作業やサンプル採集、処理などが出来るということです。
中国科学院海洋研究所の孫松所長は8日、「『科学号』の初めての調査は、中国近海から西太平洋までの海洋総合観測で、主に西太平洋の水温変動が中国の天候に与える影響や、中国近海環境への影響、海洋生物の多様性、深海環境と生物に対する調査などを行う。また、『科学号』は全世界が共に使用できる場であり、国内と国外の海洋研究に従事する機構や研究者はいずれも船内での研究と実験を申請できる」と明らかにしました。(玉華、大野) 暮らし・経済へ
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