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 中国、西側メディアの新植民地主義との非難に反発

2011-12-08 21:19:57     cri    
 中国外務省の洪磊報道官は8日、北京で、「西側のメディアは中国がアフリカで『新植民地主義』を行っていると非難しているが、それは真実ではない」と述べました。

 このほど、ある西側のメディアが南アフリカの高官の口を借りて、中国がアフリカで「新植民地主義」を行い、かつ海外への屯田を進めていると示唆しました。これに対して、洪磊報道官はこの日の定例記者会見で、「中国は、一貫して国内で基本的な食糧の自給を確保してきている。アフリカで大規模に土地を購入して屯田することもしていないし、アフリカ諸国にできる限りの農業技術援助を提供し、アフリカ諸国の農業生産の発展を援助すると共に、それぞれの国の自然資源の自主開発と利用能力、気候変動と食糧安全保障への対応能力の向上を援助してきた。多くのアフリカ諸国はこれらの援助を歓迎している。また今年、中国はアフリカの角地域の諸国やその他の食糧不足の国に、新中国成立以来最大規模の食糧援助を提供した」と強調しました。

 また、洪磊報道官は、「アフリカには確かに『新植民地主義』が出現している。しかし、その実行者は絶対中国ではない。アフリカ農業の持続可能な発展を促進するのは国際社会の共通の責任である。事実、アフリカで大量の土地を占有し、略奪的な開発方式をとっている国に、アフリカの声に耳を傾け、実際の行動により、アフリカの食糧安全保障問題を解決するために貢献するよう、中国は求める」と述べました。(玉華、大野)

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