12月1日、中国広西チワン族自治区北海市で、第24回世界客家親睦会が2日間の日程で開幕しました。欧米、東南アジア、中国大陸と香港、マカオから約6500人の客家の人々が参加し、これまでで最大の規模になっています。
広西にいる客家の人々は約800万人で、北海市には市の人口の1/3にあたる60万人が住んでいます。この人たちは、2000年以上前、秦の始皇帝により中原地域から兵士として派遣され、秦の滅亡後、この地に定住したものとされています。
親睦会の重要なイベントの一つは、客家人の集住地であり、客家の習俗を今に伝える、北海市合浦県新安村で聖土を採取することです。この土の採取は2009年に河南省から始まり、すでに広東省、福建省、台湾、香港で行われました。土を集めて、客家の人々が世界中に移り住んだルート図を描くことになっています。(閣、大野) 暮らし・経済へ
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