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 パキスタン、米軍撤退要求の決定を撤回せず

2011-11-29 14:53:43     cri    

 パキスタンメディアの28日の報道によりますと、アラブ首長国連邦はシャムシ空軍基地からのアメリカ軍撤退を要求する決定を撤回するようパキスタンに提案しましたが、パキスタンはこれを拒否しました。

 アラブ首長国連邦のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン外相は28日イスラマバードを訪れ、パキスタンのザルダリ大統領と会談し、シャムシ空軍基地からの米軍の期限内撤退を要求する決定を撤回するよう提案しました。しかし、ザルダリ大統領は、「この決定はパキスタン内閣防衛委員会が行ったもので、撤回することはできない」としました。

 中国の楊潔チ外相は28日、パキスタン検問所襲撃事件を受けて、パキスタンのヒナ・ラバニ・カル外相と電話会談を行い、「中国はこの事件にショックを受け、強い関心を寄せており、真相解明のための調査と善後策を徹底するべきだと考えている。中国はこれまでのように、パキスタンが国家の独立、主権と領土保全を守るために努力することを支援する。世界各国と国際機関はパキスタンの独立、主権と領土保全を尊重するべきだ」と述べました。

 また、ロシア外務省は28日に声明を発表し、「ロシアはアフガニスタンに駐留する北大西洋条約機構(NATO)部隊に対し、この事件について徹底的に調査するよう呼びかけた。ロシアは、関係諸国がテロ取締り計画の策定と実施の過程で、その他の国の主権を損なうことを許さない」と述べています。

 さらに、アメリカホワイトハウスの報道官は28日、「NATOはパキスタン軍事検問所を爆撃し、パキスタン兵士24人を死亡させた。これは悲劇だ。ホワイトハウスはこれについて調査することを約束する」と述べました。(董燕華、中原)国際・交流へ

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