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温首相「南海問題は当事国の協議で解決すべき」

2011-11-21 15:48:10     cri    























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 先日閉幕した第6回東アジアサミットで、南海問題は正式な議題に組み込まれていませんでしたが、温家宝首相がこの問題をめぐる中国の立場を表明しました。

 中国とASEAN・東南アジア諸国連合は2002年、すでに南海各方面行動宣言を採択しており、南海問題の解決について共通認識に達しました。2011年7月、宣言を実行するに当たっての活動指針について合意に達しました。これは、南海問題をめぐって、関係各者が腰を据えて共に互いの争いを解決する能力を持ち、知恵を持ち、またそれを望んでいることを示しています。紛争当事国が協議で問題の解決に当たることは、国際関係を処理し調整するための最も一般的な方式であり、国際社会でも広く認められています。中国とASEANの関係諸国との問題は、当事国同士が直接交渉で解決するべきです。他国が干渉に入れば、不安定な要素を増やし、問題を一層複雑化することになります。

 20年前、中国とASEANは対話関係を結びました。20年の間にこの対話システムは徐々に改善され、双方の関係も"対話パートナー"から、"戦略パートナー"にランクアップしました。双方はこれまで、手を携えて地域の平和、安定と発展に大きく貢献してきました。

 これからの10年間で、中国とASEAN諸国との協力は、双方の政治的相互信頼、経済の発展、そして文化の繁栄を更に後押しするものとなるでしょう。先日で開かれた「10+1」の関連会議で、中国の温家宝首相は、協力深化のための6つの提案を行いましたが、その中で、「海洋協力を拡大し、協力の過程で争いの解決を図る」とする立場を改めて表明しました。また、会議で温家宝首相は、「中国は周辺各国との交渉で南海問題を解決し、南海各方面宣言の着実な実行に努めたい」と宣言しました。これは、中国政府と国民が南海問題の解決で示した最大限の誠意と善意です。

 目下、世界は複雑な変化の最中にあり、世界経済の不確定性と不安定性は長期的に続く可能性があります。こうした世界の背景の下で協力を深化し、推し進めていくことは、中国とASEAN双方にとって戦略的な意義があると言えます。

 中国の諺にも、遠くの親類より近くの他人という意味の言葉があります。中国の発展にはASEANとの協力が不可欠であり、中国の発展はASEANの繁栄に重要なチャンスをもたらします。これまでも、そしてこれからも、中国はASEANとの友好な近隣関係および互恵関係を保ち、良き親友として、良き近隣として、共に繁栄と安定を維持していく決心であり、また、その実現に自信を持っています。(イツゴウ)

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