徐紹史国土資源相20日北京で「現在、中国の石油、天然ガス、鉄、銅などの対外依存度は50%近くか、それ以上となっている。鉱物と関連商品の輸出入は輸出入全体の35%にのぼった。今後、鉱物への需要はさらに増えていくだろう」と述べました。

　これは、徐紹史国土資源相が中国鉱業連合会の第5回会員代表大会で述べたものです。徐紹史国土資源相は席上、「これまでの5年間、不法な採掘をおこなったり、環境を破壊した鉱山、それに安全操業で問題のある鉱山をあわせて6万ヵ所閉鎖した。したがって鉱山の数は1994年のピーク時の28万ヵ所から2010年には11万ヵ所に減ったが、生産能力は大幅に増え、鉱物の採掘量は1999年の58億トンから2010年の90億トンにのぼってきた」と話しました。（任春生、山下）暮らし・経済へ