国連貿易開発会議(UNCTAD)は17日ジュネーブで、2011年版「後発開発途上国報告」を公表し、南南協力が後発開発途上国の貧困解消と持続可能な開発を促進すると指摘しました。
報告は「南南協力は、後発開発途上国の世界経済への融合で、ますます重要な役割を果たしていく。後発開発途上国と新興・途上国の貿易関係が緊密化し、新興・途上国は、後発開発途上国への直接投資の重要な源となっている。
先進国の景気回復は依然として鈍く、後発開発途上国にとって新興・途上国との協力関係が日増しに重要になっている。後発開発途上国は優遇策の枠組みを構築し、新興・途上国との経済連携の強化を通じて自国経済の構造転換と多様化を推進していくべきだ。また、新興・途上国は後発開発途上国との金融協力を拡大し、その融資能力を向上させていくべきだ」としています。 国際・交流へ
(ジョウ、大野)
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