北京時間17日夜、中国の無人宇宙船「神舟8号」は予定通り、内蒙古自治区内に着陸しました。これは、"中国初のドッキング実験"に成功したことを意味しています。
神舟8号はこの日の午後7時30分ごろ着陸しました。その後、スタッフが船内の空気、微生物についてテストを行い、生物培養用の実験装置を取り出しました。中国の有人宇宙プロジェクトの常万全指揮長は「天宮1号」と「神舟8号」のドッキングは無事成功したと発表しました。
張徳江副首相は共産党中央、国務院、中央軍事委員会からの祝電を読み上げ、「『天宮1号』と『神舟8号』のドッキングは有人宇宙事業の発展において重要な一里塚であり、技術イノベーション国を建設するシンボル的な成果である。これは経済実力、技術実力、民族の団結力の増強、十二次5ヵ年計画の目標実現に重要な意義がある」ということです。
今月1日に打ち上げられた「神舟8号」は、二度も無人宇宙実験機「天宮1号」とのドッキングに成功しました。初期の目的を達成した中国は、2020年をめどに完成を目指す独自の有人宇宙ステーション建設に向け、準備を本格化させます。(ooeiei、山下) 暮らし・経済へ
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