米ハワイ州ホノルルで開かれているアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のため訪米中の胡錦涛国家主席は、現地時間11日午前中、ホノルルで中国国民党の連戦名誉主席と会談しました。
この中で、胡錦涛主席は「この3年間、両岸の努力によって、台湾海峡情勢は大きく変わり、両岸の間では平和的発展を中心とした新局面が切り開かれた。両岸関係の平和的発展は、両岸同胞の共通の願望であり、全ての中華民族の利益にかかわっているが、今は正しい方向に向かっている。今後も引き続き台湾独立に反対し、九二共通認識に基づいて両岸関係をさらに推進していくべきだ」と語りました。
これに対し連戦名誉主席は「ここ数年、双方の努力によって、政治、経済、貿易のいずれの分野においても両岸関係は安定的に発展しているし、それに満足している。九二共通認識は両岸関係および経済と貿易関係の基礎であり、政治的相互信頼の拠り所でもある。双方の、意見の食い違いは棚上げにして、互いに両岸の人民のためにより大きな貢献ができることを期待している」と述べました。(ミン・イヒョウ)
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