胡錦涛国家主席と共にアジア太平洋経済協力会議（APEC）首脳会議に出席している中国の楊潔チ外相は10日、ハワイ州のホノルルで、アメリカのヒラリー・クリントン国務長官と会談し、中米関係や共に関心を寄せる世界と地域の問題について意見を交換しました。

　楊外相は「まもなく行われる胡錦涛主席とオバマ大統領の会談は、両国関係の安定した発展にとって重要な意義がある。中国はアメリカと共に、相互理解と信頼関係を深め、両国首脳が達成した合意を実施し、相互尊重でウィンウィンの協力パートナーシップの発展を推進していきたい」と述べました。

　クリントン国務長官は「オバマ大統領は胡錦涛主席との会談に期待している。アメリカは中国との協力的パートナーシップを非常に重視しており、これは双方だけでなく、世界にとってもきわめて重要だと見ている。双方が共に努力して、両国関係の一層の順調な発展を推進するよう期待している」と語りました。（ＺＨＬ、大野）