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 中ロ首相、会談

2011-11-08 11:22:52     cri    
 中国の温家宝首相は7日、サンクトペテルブルクでロシアのプーチン首相と会談しました。温家宝首相は、「中ロはいずれも世界の多様化を主張し、いかなる大国および大国集団も、世界の事象を支配するべきではないと考えている。中国は引き続き、ロシアと互いに支持し合い、助け合い、手を携えてチャレンジに対応し、共に国際政治の民主化プロセスを推進していくことを望んでおり、また、公正かつ合理的な国際政治を目指し、経済の新秩序の構築を推進していきたい」と述べました。

 温家宝首相は、「当面の複雑な国際政治、経済情勢に直面している中、隣国であり、大きな影響力を持つ大国として、中ロが戦略的な協力と友情を強化することは両国人民の根本的な利益に合致するだけでなく、世界の平和と発展にとって重要かつ現実的な意義を持つと共に、戦略的な意義がある。現在、両国の経済は健全な状態にあり、各々が著しい優位性を備えている。ロシアは先端科学技術と豊かな自然資源を擁し、一方、中国は改革開放による発展の優位性と広大な市場を有する。双方が相互補充を通じて、全方位にわたる長期的な互恵協力を進めることは完全に可能である」と述べました。

 これに対し、プーチン首相は、「ロシアと中国の指導者は密接な往来と意志の疎通を維持し、高い政治信頼を確立するなどして、両国関係の発展を大きく推進してきた。政治や経済、人文、および国際問題における両国の協力はこれまでにないほど高い段階に達している。ロシアは中国と共に、すでに共通認識に達した各事項を全面的に実行し、両国関係の絶え間ない進展を推進することで、世界平和の維持に務め、共同発展を促進するためにより大きく寄与していくつもりだ」と述べました。(董燕華、中原)

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