10月31日に世界で70億人目の人が迎えられました。31日にあと2分前という真夜中に女児ダニカ・カマーチョちゃんは 70億人目の赤ちゃんとしてフィリピンで生まれたとのことです。

　女児ダニカちゃんはメディアの注目の下、10月30日23時58分にフィリピンの首都・マニラの産院で誕生しました。彼女は世界の70億人目の赤ちゃん候補者の1人となっていました。

　国連高官は自らフィリピンに赴き、ダニカちゃんと彼女の両親に会い、祝賀ケーキを贈りました。また、カマーチョ家は各界から、ダニカちゃんへの奨学基金と家業の雑貨店への支援資金を含む多くのお祝いをもらいました。

　フィリピンのエンリケ・オナ保健相は「70億人目の誕生はフィリピンに人口問題を反省させるきっかけとなる」と指摘しました。関係筋によりますと、フィリピンの人口は世界第12位になっているとのことです。（黄競、小野）国際・交流へ