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 G20サミット出席を控え、胡主席がヨーロッパへ出発

2011-10-30 16:12:33     cri    
 中国の胡錦涛国家主席は30日午後、専用機で北京を離れ、オーストリアに向かいました。ヨーロッパ訪問は6日間に渡ります。胡錦涛国家主席は、まずオーストリアを公式訪問し、その後、フランスのカンヌで開かれる第6回G20サミット・主要国20ヵ国首脳会議に出席します。

 中国指導者のオーストリア公式訪問は12年ぶりです。中国外務相の傅瑩次官はこのほど、「今年は中国とオーストリアの国交樹立40周年である。今回の訪問を契機に両国関係の今後の発展方向を決め、経済貿易関係を拡大し、両国の文化と人的交流を促していく」と述べました。

 11月3日と4日に、カンヌで開催されるG20サミットで、20ヵ国の首脳は、国際通貨体制の改革、大口商品価格の変動、世界的管理などの一連の問題について討議を行います。G20サミット開催を控え、中国は「今回のG20サミットで、各国がマクロ経済政策の調整を強化し、経済成長を維持し、金融市場の安定を促し、また、貿易と投資分野で、いかなる保護主義にも反対することを期待している」と表明しました。(任春生、山下)

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