中国の立法機関である、全国人民代表大会常務委員会は24日、職業病予防・治療法修正案草案を再審議しました。草案によると、事業所が既に存在しない場合や契約関係が不明確な場合、職業病患者は地元の民政部門へ医療や生活面の援助を申請することが出来ます。
現在、職業病患者の中には、事業所が既になくなったり、労働契約が明確でないため、有効な援助や治療が受けられない患者がいます。従来、このような場合は、主に地元政府が患者たちの問題を解決していましたが、この草案は職業病患者への救済・保障を明確にしたものです。
また、一部の常務委員、代表、部門と地元政府の提案によって、草案では、違法行為に対する処罰を強化しました。(白昊、大野)
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