チベット自治区衛生局によりますと、チベットの農業と牧畜業地域の医療制度が順調に運営されており、農民と牧畜民の医療補助基準が引上げられ、基本医療保障能力が強化されています。
政府からの農民と牧畜民の医療補助の基準はそれぞれ2009年の1人当たり140元(約1690円)から2010年には180元(約2170円)に増え、今年は1人当たり260元(約3140円)となりました。農業と牧畜業地域の医療費の償還払いの最高限度額は、農民と牧畜民の1年1人当たりの純収入の6倍以上に引上げられ、最低支払額は5万元(約60万4100円)となっています。つまり農民と牧畜民は82%の医療費用を請求できるということです。
チベットの平和解放60年来、チベットはすでに数多くのチベット族の伝統医学、漢方医学、西洋医学を結びつける医療ネットワークが形成されました。現在、チベットの各郷と鎮には医療センターが設置されています。チベットの平均寿命は平和解放前は35歳でしたが現在は67歳となっています。(李陽、吉野) 暮らし・経済へ
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