中国の李保東国連常駐代表は3日、ニューヨークの国連本部で、国際的なグループの協力を強化することにより、テロリズムをより有効的に防げるとして、『国際テロリズムに関する全面条約』草案に関して早く一致するよう呼びかけました。
これは、第66回国連総会第六委員会が『テロリズム除去の措置』に関する会議を開いた際、上海協力機構加盟国を代表して、李保東常駐代表が述べたものです。また、「上海協力機構の加盟国は、テロリストの活動が世界中に広がる中で、世界的により多くの面においてグループの国際協力を強化することが、テロリズムの危険を抑える面で効果があると固く信じている」と述べました。
李保東代表は、「上海協力機構加盟国が一貫して主張しているのは、テロリズムとの対抗において、国連が、多方面の力をまとめあげる協力の枠組みの核心的役割を強化しなくてはならないということだ。上海協力機構加盟国は、今後も反テロ協力の法律的枠組みを強化し、他国が『国際テロリズムに関する全面条約』の草案に早く一致するよう呼びかける」と述べました。(劉叡、大野)国際・交流へ
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