中国建設銀行のプライベートバンクが19日、チベット自治区のラサで開業しました。チベット自治区で初のプライベートバンクで、同銀行は国内に38のプライベートバンクがあります。

　同銀行チベット支店の韓文貞支店長によりますと、ラサプライベートバンクは、ハイエンドの顧客専用とされていて、高品質のサービスを提供することで、プライベートな需要を満たすシステムによって個性を求めているそうです。

　中国西部開発戦略を実施して以来、チベットの経済発展はハイスピードで進み、金融業界にとって最も良い時期を迎えられました。チベット銀行監督管理機構のデータによりますと、今年6月までに、チベット金融機構での人民元、外貨を合わせた預金残高は約1434億元（約1兆7200億円）に達し、半年前と比べ約137億元（約1644億円）伸びました。個人預金残高は271億元（約3252億円）となり、半年前より4億元（約48億円）の伸びを示しているということです。（トントン、山下）暮らし・経済へ