16日に初の海外公演を控えている日本の国民的アイドルグループSMAPは15日夕方、北京市内の人民大会堂で中国の唐家璇元国務委員と面会しました。
現役時代、長年中日交流事業に携わっていた唐家璇元国務委員は、SMAPのメンバーを日本語で迎え、全員5人とそれぞれ握手しました。
その後、「訪中公演を心から歓迎する」との温家宝首相のメッセージを日本語で伝え、「公演は中日文化交流史上、重要な一大イベントになる」と公演の大切さを強調した上で、「成功を確信している」と激励しました。
また、唐元国務委員は「自分の家族にも知り合いの家族にもSMAPファンがいて、中国でも非常に有名だ」とSMAPの人気振りを評価した一幕もあり、会場はリラックスした雰囲気に包まれていました。
今回、SMAP北京公演は市内の工人体育場で4万人規模で開催されますが、面会に先立つ記者発表会で5人は「笑顔の絶えない楽しいライブにしたい」と期待感を示し、中国の歌を中国語で披露することも明らかにしました。
SMAPは、昨年6月に、上海万博会場で公演を行う予定でしたが、ファンの殺到が予想され、安全上の理由で中止となりました。さらに、その後10月にも改めて上海公演が企画されましたが、漁船衝突事件により両国関係がギクシャクしたのを受けて再び延期となりました。今回の北京公演は、SMAPデビュー20周年を飾る一大イベントになるとの期待が高まっています。(ミン・イヒョウ)
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