パレスチナはこの9月に独立国家の建国案を国連に提出することにしています。これに対して、中国外務省の姜瑜報道官は7日北京で、「理解し、尊重し、支持する」との考えを示しました。

　姜瑜報道官は「中国は、パレスチナのバランスの取れた建国案と平和交渉戦略を堅持していることを賞賛し、支持する」と語りました。

　姜瑜報道官は「中国は一貫してパレスチナの合法的な民族権利回復のための正義の事業を支持している。独立国家の樹立はパレスチナ民族から奪うことのできない権利であり、パレスチナとイスラエル両国にとっても平和共存の基礎や前提となり、中東地域の安定にも有益だ。中国は、1967年の停戦ラインに基づき、東エルサレムを首都とするパレスチナ国家を樹立することを支持する」と改めて表明しました。（万、小野）