中国人民銀行(中央銀行)の馬徳倫副総裁はこのほど、「今後、新疆ウィグル自治区の発展に対する金融支援を拡大し、支払と決済及び信用リスク管理などの分野において、引き続きこの地域に対する指導と支持を強化していく」と語りました。
馬副総裁は「これまでの1年、中央銀行は様々な政策を講じ、新疆に金融支援を提供してきた。現在、自治区内にある都市商業銀行と農村信用社(農民が個人で融資を受けることができる数少ない金融機関)は大型商業銀行より2ポイントから6ポイント低い預金準備率を実施している。この他、新疆の企業の社債発行を便利化させ、人民元による越境貿易と越境直接投資の決済を実行するため、テスト的業務を始めた」と述べました。
馬副総裁はさらに「中央銀行は、今後も、政策の連続性を保ち、引き続き各政策を健全化してゆき、金融の革新を促し、新疆の経済と社会の発展に尽力していく」との考えを示しました。(万)暮らし・経済へ
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