チベット自治区の山岳救助隊が28日、ラサで正式に設立されました。これにより、専門の救助隊がないと言う歴史に終止符が打たれました。
チベット自治区での登山はすでに50年以上前から続いています。近年、登山愛好家が増えており、山岳遭難も度々発生しているため、専門救助隊の設立を求める声が高まっていました。
山岳救助隊の隊長を務める尼玛次仁(ニマ・ツェリン)氏は「チベット自治区は豊富な高山資源があり、多くの登山家を引き付けている。山岳救助隊の設立は高山資源の開発という要求を満たし、観光業の安全確保にも寄与する」と語りました。(万、高橋)
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