シリアのアサド大統領はこのほど、「シリア政府を転覆させるという陰謀をこの数週間内に粉砕した。国内情勢は全般的に好転している」と自信を見せました。更に「敏感な時期にあるシリアは、対話を続ける必要がある」と語りました。
アメリカのオバマ大統領は18日、始めてアサド大統領の辞任を求めました。その後、キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表、フランスのサルコジ大統領、ドイツのメルケル首相、イギリスのキャメロン首相はいずれも声明を発表し、アサド大統領は辞任しなければならないと要求しています。
アメリカがシリアに制裁を行っているため、シリア国内では、米ドルの決済が全て停止され、代わりにユーロを主要外貨として取引が行われています。
アラブ連盟は28日声明を出し、シリア情勢への配慮を示した後、「シリア政府は流血衝突を止め、政治と経済及び社会の改革を求める国民を尊重しなければならない」と強調しました。(万、高橋)
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