アメリカの華字新聞「僑報」の記者がアメリカ旅行業協会から得た情報によりますと、去年アメリカを訪れた中国大陸の観光客は80.2万人に達し、前年より53％増えました。

　また今年の中国大陸からの観光客数は去年より24％増え、100万人近くに上る見込みだということです。

　新聞「僑報」によりますと、去年アメリカを訪れた80万人の中国観光客はアメリカで金額にして50億ドルを消費しており、これは一人あたり6243ドルの使ったことになります。これは前年より4割増え、アメリカで3.55万に上る雇用を創出しました。

　アメリカ旅行業協会のロージェ・ドー会長は「中国経済の迅速な発展につれて、中産階級が拡大し、海外旅行できる人が年々増えてくる。現在、中国で海外旅行できる能力を持っている人は2.5億人に上っている。アメリカがその中の6％を誘致できれば、毎年1500万人になる計算だ。そして今の80万人と1500万人と比べると巨大な差があり、非常に大きな潜在力がある」と強調しました。（トントン、kokusei） 国際・交流へ