「段階的解決案」は、ロシアのラブロフ外相が先月、米国を訪問した際、イランが核開発に関して部分的な譲歩をすることを条件に、6カ国側が金融制裁などの一部解除に応じる、という内容です。
アフマディネジャド大統領は同日、テヘラン訪問中のロシアのパトルシェフ安全保障会議書記と会談した際、「イランとロシアは政治、経済、文化など幅広い分野で協力を行っている。今後、互恵的な協力を引き続き行うために肝心な点は行動に移すことだ。ブシェール原子力発電所の稼動は両国の協力を推進する一歩である」と述べました。
これに対して、パトルシェフ書記は「ロシアはイラン核問題に関する『段階的解決案』を提示した。イランの最高指導者や大統領がこれについて発表した談話は非常に重要だ。ロシアはイラン側の意見を十分に配慮し、イラン核問題の解決に自分なりの努力をしていく」と述べたうえで、「ロシアはブシェール原子力発電所の稼動に努力する」と強調しました。(ooeiei、山下)国際・交流へ
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