大連政府は15日、台風9号(梅花)に襲われ、防波堤が決壊した福佳大化石油化学工場のパラキシレン(PX)生産プラントの操業停止を決定し、このプラントの移転について検討することにしました。
福佳大化のPXプラントは大連の海辺にあります。8日、台風9号の影響で、付近の防波堤が2ヵ所決壊したことにより、近くに保管されていた有毒化学原材料の貯蔵タンクが危険にさらされました。
事件発生後、大連市政府は災害緊急救援対策に取り組むと共に、調査グループを組み、防波堤決壊の原因を究明して、責任を追及する一方、福佳大化PXプラントの安全性について科学的で責任ある説明をすることにしています。
現在、決壊した防波堤の修復作業は完成しており、化学原材料の貯蔵タンクからの漏洩はなく、工場は安全状態にあるとのことです。(翻訳:ヒガシ)暮らし・経済へ
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