GCC・湾岸協力会議は6日、シリアの関係各者に、直ちに暴力的な行為を止め、流血事件の発生を防ぐよう呼びかけました。

　GCCはこの日声明を発表し、日益しに悪化するシリア国内の情勢に重大な関心を示すと共に、暴力的な衝突の急増に遺憾の意を表しています。この声明は「シリア政府は必要な改革を進め、国民の権利と尊厳を守り、その要求に応じるよう」訴えました。

　今年3月に入ってから、シリア政府への大規模な抗議デモが連日、発生しています。デモ参加者と反政府派は、政府に民主化の拡大と、政治改革の推進を求めています。過去4ヶ月間、デモ隊と治安部隊の衝突により、多くの死傷者が出ており、シリア国内の情勢は日々悪化しています。（万、大野）

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