香港の観光旅行団25人が2日、日本へ向かって出発しました。これは3月11日の日本大地震後、香港から日本への初めての観光旅行団です。

　この旅行団は5日間の日程で、主に、東北地方の仙台、山形、青森、秋田を訪れます。

　旅行団の団員は、「最近の日本はわりと安全だと思うので、心配はしていない。それに、旅行社は放射能と地震の保険をかけている。また、現在日本を訪れれば、地元の経済回復にプラスになると思う」と述べています。

　日本政府観光局香港事務室の責任者は、「日本の東北地方の主な観光地は、ほとんど被害を受けていないし、水と電気の供給も正常だ。また、食物には原産地が明記されているので、旅行者自身で安全を確認できる」と述べています。（翻訳：玉華）

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