北大西洋条約機構(NATO)の戦闘機が30日、リビアの首都トリポリにあるリビア国営テレビ局を空爆し、3人が死亡し、51人が負傷したということです。
リビア国営テレビ局英語チャンネルの担当者は声明の中で、「NATOの空爆によって、テレビ局の報道関係者と技術者3人が死亡し、51人が負傷した」と明らかにし、「NATOの空爆は国際テロ活動で、国連の関連決議にまったく背いている」と非難しました。
この日午前、NATOはリビア国営テレビの送信センター3ヵ所を襲撃したと発表しました。その目的は「カダフィ氏の宣伝能力を低下させ、国民を威嚇し煽動する暴力活動を阻止するためだ」とされています。
空爆を受けたにもかかわらず、リビア国営テレビは30日の番組を通常通りにオンエアし、襲撃を受けた後のテレビ局の建物や衛星信号の送信装置を画面に流しました。(07/31 訳:Lin 校正:山下)国際・交流へ
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