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 中国の森林面積、10年で1000万ヘクタール増

2011-07-21 19:26:41     cri    

 中国天然林資源保護プロジェクトが実施されて10年になりますが、この10年で、中国の森林面積は1000万ヘクタール、森林備蓄量は7億 2500万立米増え、森林による二酸化炭素吸収効果が3億 6000万トン増加し、森林被覆率が3.7ポイント上昇したということです。

 天然林資源保護プロジェクトは、中国ばかりか世界でも有数の生態系整備大規模プロジェクトです。1998年に、長江流域と松花江、嫩江流域で大洪水が発生したことをきっかけに、生態系の安全を守るため、12の省、自治区、直轄市での試行を経て、2000年から17の省と直轄市で正式に始められました。

 2000年から2010年までに、第1期プロジェクトがほぼ完成しました。この間、長江上流と黄河の中上流で、商業目的の伐採を全面的に差し止めました。2010年、黄河の土砂含有量は2000年に比べて、1立方メートルあたり1.92グラム減り、予想以上の効果を収めました。

 現在、中国の天然林は回復と発展の時期に入ったばかりで、その成果を強固なものにし、森林の品質向上に向け、中国政府は2011年から2020年までの第2期プロジェクトを始めたということです。(翻訳:Yan)

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