中国インターネット情報センター（CNNIC）が19日に発表した『第28回中国インターネット発展状況統計報告』によりますと、今年上半期における中国のインターネットユーザー数は、2010年末と比べて6.1％増の4.85億人に達したことがわかりました。このうち、ミニブログの利用者数が爆発的に成長しており、半年で208.9％の増加幅に達し、1.95億人となっています。

　インターネットユーザー数は持続的に増加していますが、増加ペースは明らかに落ち、増加幅は6.1％のみに留まっています。これに対して、2009年の同期はインターネットのユーザー数が上半期で32.1％の増加幅に達していました。

　また、携帯電話によるインタネットユーザー数の増加も疲れを見せ、インターネットユーザー全体の65.5％を占める3.18億人で、昨年末より1494万人増加したのみとなっています。

　携帯電話によるミニブログの利用者数は昨年末の6311万人から1.95億人にまで増加して、増加幅が208.9％に達した他、ユーザー数の増加が最も早いインターネットサービスのモデルとなっています。

　最近では、団体購入（団体でオンライン注文すること）も注目され、利用率は4.1％から8.7％へ上昇し、増加幅は125％に達しています。（馬ゲツ）　暮らし・経済へ