中国外務省の洪磊報道官は12日北京で、「中国は南スーダンの独立を歓迎し、その国連への加盟を支援する」と述べました。

　スーダン北南の「包括的平和協定」、及びスーダン南部地域の国民投票の結果によって、スーダン南地域は9日に正式に分離し、南スーダン共和国を建国することを宣言しました。南スーダンのキール大統領は9日、国連のパン・ギムン事務総長に書簡を送り、国連への加盟を申請しました。国連総会は14日に会議を開き、南スーダンが193番目の加盟国として正式に受け入れると見られます。

　洪磊報道官は、「平和共存などの原則を踏まえて、中国は南スーダンと友好協力関係を発展させ、国連枠組の下で意思の疎通と協力を進めていきたい」と述べました。（翻訳：董燕華）