このほど発表された全国民政事業統計データによりますと、中国では離婚率が7年連続増加し、今年第1四半期、離婚した夫婦は46万5000組となり、昨年同期より17.1%増え、1日当たり離婚した夫婦は約3800組となることが分かりました。
民政部門の統計によりますと、改革開放以来、離婚率が持続的に上がり、2010年に離婚した人数が人口総数に占める割合は1979年の3.34倍となりました。これに対して、専門家は経済の発展と社会のモデルチェンジが離婚の要因だという考えを示しています。
中国政法大学婚姻法の何俊萍教授は、工業文明のため現代人が経済面と精神面で更に独立したものとなり、他人に頼らなくても生活できるとの考えを表明しました。
専門家はまた、社会のモデルチェンジに応じる新しい家庭紛争解決案を立てるよう呼びかけています。(翻訳:シンエン チェック:国清)
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