日本発のコスプレ系飲食店・メイド喫茶がこのほど、中国湖南省の省都・長沙市にお目見えしました。市民たちの注目を集め、新華ネットもその様子を写真入りで紹介しました。
メイド従業員の募集に関しては、喫茶店のオーナー慕容若谷さんがネット上で募集をし、たった三日間で90人余りの応募者が駆けつけてきました。現在、店内に従業員が20人余りいて、年齢は18歳以上となっています。彼女たちはほとんど、間もなく大学に入学する高校を卒業したばかりの学生で、アニメーションに興味をもち、保護者の同意を得てきたということです。
テーブルごとに小さなメッセージカードが置かれて、上に"ご主人様、メイドに直接な接触はダメよ"、"ご主人様、メイドの連絡方法を聞いちゃダメよ"など注意の言葉が書かれています。その目的はメイドたちがセクハラなどされないように見守っているということです。メイドたちにも規則があり、仕事中メイド服の中にペチコートを着用し、若しくはジーパンを穿くことです。
でもメイド喫茶に対して、「メイドスタイルはやはり大げさだなぁ。訳がわからない。この店の名前を聞いたとき、こんなサービスは独特しすぎると思う。メイドたちの格好やサービス振りはどうしても人々に何とか怪しい暗示を与えるのではないか」などと言った話もよく耳に入ります。ある大学生が「アニメーションは客寄せの道具にすぎない。こんな経営方式には理解しがたいと思う」と話しました。
この問題に関しては、社会学のジャーナリスト方向新氏は「メイド喫茶の出現は消費ニーズにサービス多元化が現れ、このような店が出てくるのは必然だと考えている。それはサービスの内容に健康的であれば、問題はない」と述べました。(訳:トントン)
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