中国とロシアは28日、労務協力作業メカニズムをスタートさせ、その作業部会の一回目の会合を開きました。

　双方は会合の席上、労務協力の強化、労務者の権益保護、不法労務取締りなどの問題について意見を交換したほか、「会議紀要」、「作業部会規約」、「情報交換規則」などの文書に調印しました。

　これに先立って中国の陳健商務次官とロシア移民局のエゴロワ副局長が会談を行いました。陳健次官は席上、二国間の労務協力の実施における合法的な派遣、現地の法律法規の遵守、労務者の合法的権益の保護といった3つの原則を提出しました。これに対しエゴロワ副局長は、ロ中両国が交流と協力を強化し、労務協力を健全化させ、これまで制定してきた原則を実行するよう期待しました。

　中ロ労務協力作業部会は、2000年の11月調印した「中ロ短期的労務協定」に基づいて設立されたものです（翻訳：玉華）

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