世界80余りのシンクタンクから専門家や政府関係者、ビジネス界の代表者らが集まった第2回グローバル・シンクタンク・サミットが25日、北京で開幕しました。中国の李克強副首相、アメリカのキッシンジャー元国務長官、イギリスのプレスコット元副首相、国連の沙祖康事務次長など開幕式に参加しました。

　中国国際経済交流センターが主催するもので、2日間にわたるサミットのテーマは「グローバル経済ガバナンス　共通の責任」です。李克強副首相は開幕式で、「グローバル経済ガバナンスの強化が、世界経済の発展にたいへん重要で、財政金融システムの整備が金融危機の根源を解消する上での要だ。経済の健全な回復の実現には世界的なインフレに警戒することが必要で、持続的な経済発展を推進するにはグローバル化と自由貿易を堅持すべきだ。また、南北の格差を縮めることは世界の持続的な繁栄を促す上での根本的な措置だ。中国は世界の経済ガバナンスに積極的に参加し、国際社会と一緒にグローバルな課題に取り組むと同時に、発展のチャンスを共有していきたい」と述べました。（翻訳：Yan、山下）

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