中国の楊潔チ外相は22日北京を訪れたリビア国民評議会のマハムード・ジェブリル暫定内閣首相と会談しました。楊外相は「リビア問題はリビアの内政問題であり、リビアの将来はリビア国民が自主的に決めるべきだ」と述べました。
楊外相は、席上「リビアで衝突している双方は、国家と国民の利益を優先させ、国際社会の関連解決案を検討すべきだ。そうして、いち早く停戦し、政治的な手段でリビア問題を解決することは、リビア国民の利益にかなう。リビア国民評議会は、発足してから日々その代表性が強まっており、リビア国内の重要な政治勢力となっている。中国はリビア国民評議会を重要な対話の相手と見ている」と語りました。
ジェブリル暫定内閣首相は「リビア国民評議会は、リビア問題における中国の公正な立場と、リビア危機で果たしている重要な役割を評価している。リビア国民評議会の支配地区では、必要な措置を講じて中国人の安全と中国系企業の財産の安全を守ることを約束する」と述べました。(翻訳:任春生 チェッカー:大野)
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