報告では、今後10年間に世界の農業生産量の年平均成長率はこれまでの10年間の2.6%から1.7%まで下がり、穀物の実際平均価格は21世紀の最初の10年間より20%上がり、食肉類の価格は30%上がると予測しています。
農産物価格の過度的な変動を抑制することは今年、フランスが20ヶ国・地域首脳会合(G20)の輪番議長を担当する期間中での主要な議題となります。このため、OECDとFAOを含む10の国際機関は22日と23日にパリで開催するG20農相会合に備え、6月に農産物価格の変動の対策について共同報告を提出しました。(翻訳:ヒガシ)
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