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 FAOとOECD、今後10年の食糧価格を予測

2011-06-18 15:19:31     cri    
 国連食糧農業機関(FAO)と経済協力開発機構(OECD)は17日、共同で『2011-2020農業展望』報告を発表して、今後10年間の世界の食糧価格は高いレベルで推移し、農産物市場価格の変動も続くだろうと予測しました。

 報告では、今後10年間に世界の農業生産量の年平均成長率はこれまでの10年間の2.6%から1.7%まで下がり、穀物の実際平均価格は21世紀の最初の10年間より20%上がり、食肉類の価格は30%上がると予測しています。

 農産物価格の過度的な変動を抑制することは今年、フランスが20ヶ国・地域首脳会合(G20)の輪番議長を担当する期間中での主要な議題となります。このため、OECDとFAOを含む10の国際機関は22日と23日にパリで開催するG20農相会合に備え、6月に農産物価格の変動の対策について共同報告を提出しました。(翻訳:ヒガシ)

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