中国の李克強副首相は14日、北京でイスラエルのバラク副首相兼国防相と会談しました。
席上、李副首相は「中国とイスラエルの国交樹立以来、両国関係は持続的、かつ健全な方向に進んでいる。中国はイスラエル側と共に、これまでの友情を踏まえ、各分野の交流と協力を深め、両国関係の更なる発展を推し進めていきたい。また、西アジアと北アフリカ地域の一部の国では不安定情勢が続いていることにより、中東和平プロセスの推進には新たな複雑な要素が加えられたが、中国はこれからも断固として中東和平プロセスを支持していく。さらに、関連各国と共に、中東地域の平和と安定を目指して、建設的な役割を果たしていきたい」と述べました。
これに対しバラク国防相は、政治、経済、農業、科学技術と軍事などの分野における中国との協力を深めていきたいというイスラエル政府の立場を示した上で、中東問題の解決で果たしている中国の積極的な役割を評価しました。(朱丹陽)
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