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 両岸三地の崑曲シンポジウムが千燈鎮で

2011-05-31 20:58:55     cri    


白先勇教授

 開幕式で、千燈鎮の李文致鎮党委員会書記、崑山市の杭穎宣伝部部長、学者の代表の白先勇教授らが挨拶を述べました。青春版『牡丹亭』の脚本を手がけた白先勇教授は挨拶の中で、「舞台芸術は若い観衆がなければ将来はない。若者は中国の伝統的な文化を広める重要な人材だ。更に大学生は教養が高く、受け取るのは比較的簡単だ。このため大学は崑曲を広め、崑曲を発揚する重要なプラットホームだと思う。今、崑曲が大学に取り入れられることが、わたしの最大限に努力する方向だ」と述べました。


赤松紀彦教授 

 日本の赤松紀彦教授は発表した論文の中で「崑曲は200年前に日本で上演したことがある可能性が高い。これまでは1928年の時に韓世昌が日本に来て崑曲を演じたのが、日本での崑曲初公演と考えられているが、それより100年以上早かったと考えられる」と日本における崑曲の歴史を推測しました。

 
参加者の記念写真

 また、今回の論文発表に参加した山西師範大学戯曲文物研究所の博士楊慧さんは、インタビューを受け、「崑曲を習う前はあんまり興味がなかったが、深く勉強するにしたがって、だんだん崑曲の美しさが感じ取れるようになりました。中国の歴史と文化に対して、もっと深く考えるようになった。そして、今回のシンポジウムでは、知識や道理など実際に身につけられるかどうかに関わらず、このような文化交流の雰囲気はとてもいいと思う」と答えました。

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