中国の劉延東国務委員はこのほど、寧夏ホイ族自治区を視察した際、「教育計画綱要の趣旨を念頭に置き、より多くの公共教育資源を農村や辺鄙な地域に移すべきだ」と強調しました。
劉延東国務委員は、寧夏ホイ族自治区の西海固地区を訪れ、地元の農村の小中学校や幼稚園の教師や生徒と歓談し、少数民族ホイ族と漢民族の生徒たちと共に6月1日の国際児童デーを祝いました。
劉延東国務委員は、その際「農村の義務教育実施のための経費保証制度を健全化させ、生活が困難な家庭の生徒への手当てを増やし、両親が出稼ぎした子供たちへの配慮を強め、学校の教学条件を改善し、寄宿制学校の設備などを揃え、農村の小中学校の教学の質を全面的に向上していくべきだ。また、確実な措置を講じて寄宿制学校の生徒の食生活を改善させ、生徒の体質向上にも力を入れなくてはならない」と述べました。(翻訳:玉華)
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