中国国家発展改革委員会の趙家栄事務次長は28日、ビニール袋の生産と使用をさらに制限するために、監督管理を強化し、価格や税収などによる規制を検討すると述べました。
中国では、2008年6月から、厚さ0.025ミリ以下のレジ袋の生産と販売、使用を停止し、レジ袋の無料提供を禁止しています。これにより、3年間で、スーパーやデパートでのレジ袋の使用量がおよそ7割減少し、ビニールの消費量は60万トン削減されました。
これについて、趙事務次長は、「国の基準に合わない薄いビニール袋を生産、販売する不法行為がまだ見られており、監督管理、それに国民の環境意識も足りない」と指摘した上で、「今後は監督、管理を強化して、レジ袋の有料化を拡大する」と述べました。(翻訳:鵬)
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