中国系のジュディー・チュー(Judy May Chu)下院議員らは26日に、19世紀末と20世紀初の「排華移民法(中国人排斥法;Chinese Exclusion Act)」について謝罪決議の採択を議会に求めていく考えを明らかにしました。
記者会見でジュディー・チュー下院議員は「米国の華人は歴史上、極めて不公平な待遇を受けてきた上、法律的にも不公平な差別をされてきた。米議会は当時、華人を標的にした中国人排斥法を可決し、中国系移民に非常に大きな屈辱と傷を与えた」と指摘しました。
米連邦議会は1882年に中国人排斥法案を可決しました。中国人の入国を10年間禁止するほか、すでに入国している者については米国への帰化を認めないことを定め、米国国会はその後何度も対象範囲を拡大しました。1943年12月になってようやく廃止されましたが、これまで華人に対する謝罪は一切ありませんでした。(翻訳:Sui)
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