中国農業省、国家海洋局、海軍などが連携して、25日から、海南省三亜市の沖合いで、3日間にわたる海上救助の合同演習を行っています。
今回の演習は、中国海上救助センターが主催したもので、船舶5隻、ヘリコプター1機が使用されています。ナビゲーションシステムなどのハイテク技術の海上救助活動における活用方法の模索及び強化を図るほか、海上救助センターの配備、指揮能力、緊急対応力の増強を目指します。
三亜沖合いは南中国海に属し、中国漁船2万隻近くがこの海域で漁をしています。このうち40%は遠洋での作業に従事しています。異常気象などの影響で、大型漁船や漁民らが危険にさらされることがあることから、今回の演習は、救助にあたる際の国内関連各部門の協調・協力を強化をし、国民の生命や財産の安全をより良く確保することを主旨にしています。(朱丹陽)暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |