中国南部に位置する湖北省は23日、自然災害救助の緊急対策を稼働しました。現在、干害により全省989万人が被災したほか、農作物の被害面積は120万ヘクタールに達し、このうち、無収穫の面積は2万ヘクタール余りだということです。

　去年秋以降、湖北では降水量が非常に少なく、持続的な干ばつが発生しており、1000ヶ所余りのダムの貯水がほぼ使い果たされているということです。また、このほど降雨があったものの、干ばつ状況の緩和には繋がらず、天気予報によると今後10日間は依然として有効な降雨がなく、干害は続く可能性があるということです。

　これを受けて、湖北省は複数の地域に作業グループを派遣し、干害が住民の生活にもたらす影響を深く調査しています。民生部門は様々な救援措置を整え、住民の生活を保障するため努力しています。（翻訳：玉華） 暮らし・経済へ