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 サウジアラビア、外交官殺害事件を強く非難

2011-05-17 16:12:27     cri    

 サウジアラビアの内閣は16日、パキスタンのカラチ駐在サウジアラビア領事館の外交官に対するテロ行為を強く非難しました。

 この日、アブドラ国王が閣議を召集しました。会議後発表した声明は、「サウジアラビアは、各種のテロリズムに断固として反対し、これを取り締まる立場を改めて強調する。また、国際社会が共に努力して、安全と安定を脅かすテロリズムと戦うよう呼びかける」としています。

 声明はまた、「サウジアラビアは、パキスタン政府の関係部門が犯罪者を逮捕し、法に基づいて懲罰を与える能力を持っていると信じている。同時に、サウジアラビアは、パキスタンがカラチ駐在サウジアラビア領事館やイスラマバード駐在サウジアラビア大使館の安全保障を強化するよう要求する」としています。

 国際テロ組織「アルカイダ」の最高指導者であったウサマ・ビンラディン容疑者が銃殺された後、パキスタンのカラチでは16日に銃撃事件が発生し、サウジアラビア領事館の館員1人が銃殺されました。また、今月11日、同領事館は手榴弾による襲撃も受けたということです。(翻訳:玉華)

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