日本の松本外相は16日午前、ベールイ駐日ロシア大使を外務省に呼び、ロシアのイワノフ副首相らの北方領土視察に抗議しました。
松本外相はその際、メドベージェフ大統領が昨年北方領土を視察して以来、日本側が重ねて申し入れを行って来たにもかかわらず、ロシア政府の要人が北方領土への訪問を続けていることは、わが国国民の感情を傷つけるものであり、これに遺憾を感じていると述べ、政府高官による北方四島への視察をやめるよう求めました。
これに対してベールイ大使は、北方領土はロシア領であるとの立場を改めて表明した上で、「今回の目的は北方領土の発展計画を制定するためだ」と説明しました。
報道によりますと、15日、イワノフ副首相らロシア政府の代表団が北方領土の択捉島を訪問しました。昨年11月、メドベージェフ大統領の視察以来、ロシア政府の首脳による四島への視察は今回が2回目となります。(翻訳:ミン・イヒョウ) 国際・交流へ
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